離れているからこそ、心は密接に。ビジネスチャットを活用した「場のリード術」

プロジェクトチームはまず「心理的安全性」の確保が基本。各地に散らばる才能をサイバースペースで束ねたチームでは「場」による物理的な近接性がない分、精神的な親密性がチームの結束力を担保します。リーダーの最初の仕事は、場の空気をリードすること。

これには、感謝と称賛、リスペクトを見える化できるツールの活用が便利です。たとえばビジネスチャットツール「Slack」を使えば、テンポの良いコミュニケーションに加えてスタンプによるポジティブな感情のやりとりが可視化されます。

働き方上手さんのビジネスチャットにおける「場のリード術」

①ポジティブな語り口でリードする

各地の人材がサイバースペースで協働する際は、ビジネスチャットの雰囲気=職場(プロジェクト)の雰囲気となります。常に感じのいいやりとりが交わされている場であれば、自然とコミットも増し、レスの速度も上がって活発な情報交換が生まれます。

場の空気を前向きにリードするには、何事も基本的にポジティブな切り口・語り口に徹すること。同じことを伝えるにも、前向きな感情を読後感として毎回残していく。それで心理的安全性は確保できます。

②スタンプでポジティブな雰囲気を演出する

表情がみえないビジネスチャットにおいては、発信するテキストやスタンプが全て何も反応しない人はいないのと同じです。普段は控えめな性格でも、リアクションは意識的に多めに返すなどチャット上では「アメリカ人」になりましょう。前向きなリアクションの一つひとつがチームの空気を醸成します。

これはメールコミュニケーションでも同じですが、ビジネスチャットの場合はそのコミュニケーションの「量」が圧倒的な分、小さな違和感が膨らむのも早い点に注意が必要です。

③ポジティブな「象徴」を活用する

ビジネスチャットで心理的安全性を高める工夫として、チームの「ポジティブなシンボル」をスタンプ化して流通させるのも有効です。チーム内の雰囲気を盛り上げるのと同時に、価値観の共有を都度確認できたり、一体感を醸成する効果があります。

できればプロダクトコンセプトや企業ビジョンなどのキーワードと絡めるのがオススメ。普段のメンバー間のやりとりを通して自然とポジな気分とともに理念の浸透を図ることができます。

リーダー研修には一棟貸しの貸別荘を。

これからの企業運営において、鍵を握るのはリーダーやマネジメント層といわれています。しかし、前例や模範の少ない新しいビジネス環境において、いわゆる「中間管理職」という立場で悩みを抱えやすい状態であることも確かです。

そこで、リーダー・マネジメント層同士の人的交流も図りつつ、各々のリーダーシップ・マネジメントについての知見を磨けるリーダー研修を「合宿」という形で行うというのもいいでしょう。週刊ワーケーション関西の提案する世界観を体現した「淡路島C-Side」では、広々とした共有スペースに全4室の寝室(作業用のデスク付き)を備えてリーダー合宿の二ーズにも対応しています。

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