【カーケーションにピッタリのお仕事特集②】経営者編:ビジネスのストーリーを描く

近年広報やブランディング領域で重要性が増している「ストーリー設計」もカーケーションにピッタリの仕事。ひっきりなしにノイズが入る環境では、まとまった集中力は出ません。作家が海辺の宿に逗留し、物語の構想を練るように、これからはビジネスの世界でも「缶詰め」が取り入れられていくでしょう。

カーケーションによる「缶詰め」でビジネスのストーリーを描く

ストーリー設計のSTEP①:構想を練る

ビジネスにおけるストーリー設計の最初の作業は「構想」を練ること。たとえばあるプロダクトを売っていきたいのなら、「自社ブランドはどんなキャラで、どう世の中に受け入れられていくのか」の大枠を設計する。普遍性と独自性を併せ持つ絶妙な一点をまずは見つける作業。

経営者の仕事とは、忙しなくキーボードを叩くことではありません。それは最後の仕上げ作業。カーケーションをしながら静かに考え、訪れを待つ。その日に出なくても「深く考え抜いた時間」そのものが良質なインプットとなり、シャワー中や翌朝起きた瞬間などに出てくることもあります。

ストーリー設計のSTEP②:プロットを作成する

大枠の構想ができたら、次はプロット作成。いきなり細かい描写に入るのではなく、ストーリーの主題を軸に大枠の構成を固めていきます。映画ならだいたい30分ごとに起承転結で3-4パートの大きなプロットが描かれます。

ビジネスのストーリーの場合、たとえば年間のクオーターごとに【1Q=デビュー▶2Q=拡大期▶3Q=転換期▶4Q=締め】など、大きな流れを組みます。その大枠の中に広告キャンペーンやイベント、PR活動などを配置して全体図を完成させていきます。

ストーリー設計のSTEP③:スクリプトを作成する

プロットができたら最後にスクリプトの作成。枠組み(プロット)の中身を具体的に描写していく作業です。各パートにおけるテーマやキーワード、シンボリックな仕掛け(タレント起用やビジュアル・インパクトなど)についてのアイデアをペライチのテキストベースでまとめていきます。

個別の具体的な実施段階の設計は現場の仕事ですが、全体を俯瞰して適切な流れを整えるのは設計者である経営者の仕事です。映画の「伏線と回収」のように、様々なエピソード(キャンペーン)が繰り広げられても、全体を通して一貫性を担保する必要があります。

淡路島で缶詰めカーケーション

以前の潮騒派ワーケーションの記事でご紹介した通り、規則性と不規則性が程よく入り混じった波の音には、脳波をα波にして全脳思考を促し、創造性を引き出してくれる1/fゆらぎが含まれているそうです。潮騒は母胎の音にも似ているとも言われており、ディープリラックスへのいざないの音ともいえます。

ちょっと煮詰まっている時や、ブレイクスルーが必要な時は、淡路島の潮騒を聴きながら缶詰めカーケーションができる淡路島C-Sideへ。

最新情報をチェックしよう!