企業の垣根を超えた「個」のチームをうまく束ねるには?働き方上手さんのプロジェクトチーム運営術

企業の垣根を超えていくつものスモールチームで仕事を進める時代。職場もオフィスからSlackチャンネルへ移行し、その情報空間の中で社員やフリーランス、副業スペシャリストなどが一緒に価値創造をしていく「プロジェクトチーム」が仕事の中心になっていきます。

当然これまでのような「同じ会社」という仲間意識をベースとした働き方とは、メンバー同士の意識が大きく違います。新しい時代に、働き方上手さんはどのようにプロジェクトチームを運営していけばよいのでしょうか。

働き方上手さんの「プロジェクトチーム運営法」

POINT①:心理的安全性の確保

プロジェクトチームはまず「心理的安全性」の確保が基本。各地に散らばる才能をサイバースペースで束ねたチームでは「場」による物理的な近接性がない分、精神的な親密性がチームの結束力を担保します。リーダーの最初の仕事は、場の空気をリードすること。

これには、感謝と称賛、リスペクトを見える化できるツールの活用が便利です。たとえばビジネスチャットツール「Slack」を使えば、テンポの良いコミュニケーションに加えてスタンプによるポジティブな感情のやりとりが可視化されます。

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プロジェクトチームはまず「心理的安全性」の確保が基本。各地に散らばる才能をサイバースペースで束ねたチームでは「場」による物理的な近接性がない分、精神的な親密性がチームの結束力を担保します。リーダーの最初の仕事は、場の空気をリードすること。[…]

POINT②:時間感覚のすり合わせ

非同期コミュニケーションにおける時間感覚のすり合わせも大事な要素。チャット感覚でテンポよくやりとりしたい派と、まとめて返信したい派。そのままにするとストレスが発生します。

また、非同期だから24時間いつでもメッセージしてもいいのか、OFFの時間を設けるのか。レスをする必要はなくても、絶え間ないメッセージにストレスを感じる人もいます。お互いの集中力を担保しつつスピーディな情報交換もできる、バランスのよいラインで最初にルールを決めておきましょう。

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POINT③:価値尺度の目盛り合わせ

ストレスないプロジェクトチーム運営には、初期段階におけるメンバー同士の「尺度の目盛り合わせ」も重要。たとえばよくある話ですが「インパクト」という言葉の解釈も人によって様々。ビジュアル的なことを指すのか、概念の意外性のことを意味するのかでも大きく違います。

何が凄くて何はイケていないのか、隣接する領域のプロダクト等を例にとりながら、お互いの価値基準の目線合わせをしておきましょう。

広めの貸別荘で「キックオフ・オフサイト」を。

プロジェクトチームの運営にあたっておすすめなのが、プロジェクトのスタート時にリラックスできる環境でキックオフミーティングを行うこと。お互いの人となりを肌感でつかむためにも、またココロのスイッチを入れるためにもプロジェクトのキックオフには一致団結の「場」を持つことが重要です。最初に済ませておくだけで、その後の全てのパフォーマンスが変わってきます

またお互いリラックスしてコミュニケーションしましょう、という暗黙の了解を結ぶ役割を果たすのが「場」です。オフィスではなく、豊かな時間が流れる貸別荘でのキックオフ・オフサイトなどが最適です。

▶プロジェクトチームのキックオフ・オフサイトに最適な貸別荘 | 淡路島C-Side

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