働き方にも「多様性」を。編集部イチオシ!ワーケーションの「実行アイデア」6選

週刊ワーケーション関西では、これまで様々なワーケーションに関するアイデアを提案してきました。単なるバズワードではなく、創意工夫次第で働き方をもっと自由に、そして自分らしくできるこれからの時代に必要なスタイル、それがワーケーションです。今回は編集部イチオシの「実行アイデア」についてピックアップしてご紹介いたします。

働き方に「多様性」をもたらす、ワーケーション実行アイデア6選

実行アイデア①:ワーケーションで週末を「前倒し」する。

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週明けだというのに調子がイマイチ。「週末を無事に迎えることだけがこの一週間の目標・・」ということも、働いていればあるもの。時間の流れを早めることはアインシュタイン博士にもできませんが、週末を前倒しすることなら可能です。

方法はカンタン。水曜日までがんばって働いたら、木曜日・金曜日は半休をとってワーケーションへ出かけましょう。半日は働くので、月~水に無理して仕事を詰め込む必要もなく、一足先にバケーションモードに入ることができます。

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実行アイデア②:ワーケーションで「バケーション倍増計画」!

長引くステイホームの間に、DIYの楽しみを覚えた読者も多いのでは。ふとしたひらめきと少しの工夫で、暮らしを素敵に作り替えていくのはドキドキする作業です。その創意工夫は、何もお部屋の中に限る必要はありません。たとえば日本だとなかなか望めない「ロングバケーション」だって、知恵と工夫でDIYできるんです。

バケーションを自作するのに揃えるべき材料は「半休(半日休暇)」を3つだけ。平日連休の狭間を半休のワーケーションで埋めれば、9連休の出来上がり。午前中だけ集中して働いて、午後からは旅気分を満喫。これだけ休んで、有給休暇日数は「1.5日」しか減りません「半休」とは、ワーケーションのためにあるといっても過言ではありません。

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実行アイデア③:ワーケーションでオフサイトミーティング

ビジネスのあり方が労働集約型から価値創造型へとシフトしてくるに伴い、企業のミッションやビジョンのメンバーへの浸透度が重要になってきています。お互いの持てる知識や経験をうまく掛け合わせ、創発性を生むためには「気持ちよく一緒に仕事ができる」関係性が基本で、その軸となる価値観の必要性が高まっているというわけです。

少し前までは単なる「お題目」であった社是や社訓が、額縁から取り出されてメンバーひとりひとりの心にインストールされ始めたのには、このような背景があります。ビジョンを共有するには、それについてお互い改めて「語り合う」場を持つことが大事です。とはいえ、いつもの猥雑なオフィスでは純粋な議論を持つのは難しいもの。

そこで今注目されているのが社外の会議場を借りて気分を変えて行う「オフサイトミーティング」です。近場のホテルもいいですが、せっかくなら思い切って海や山が一望できる場所でオフサイトを開催してみるのもいいかもしれません。普段とガラッとモードを変えて、ビジョンや明るい展望をお互い語り合う。旅先での楽しい思い出は印象深く、そこで議論した内容の浸透度という意味でもメリットは大きいでしょう。

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実行アイデア④:貸別荘で一致団結!オフサイトワーケーション

リモートワークの浸透によってビジネスパーソンの生産性が上がる一方、個と個のつながりの重要性についても改めて認識が高まってきています。ずっと同じ空間にいる必要はないのと同様、ずっと顔を合わせないで業務をするのも心理的安全性やテンションの観点からはよくありません

お互いの人となりを肌感でつかむためにも、またココロのスイッチを入れるためにもプロジェクトのキックオフには一致団結の「場」を持つことも重要です。最初に済ませておくだけで、その後の全てのパフォーマンスが変わってきます。チーム単位のキックオフにピッタリなのはプライベート空間を確保しつつ一体感も持てる広めの「貸別荘」です。

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実行アイデア⑤:気の合う同僚と「フルタイムワーケーション」

働き方の柔軟性が増す中、会社員でも知恵と工夫次第で自分らしい働き方は充分に実現できる時代です。とはいえ有給休暇消化率が未だに50%未満の日本企業では、半休でも取りづらいという方も多いでしょう。しかしワーケーションは、全休や半休を使わなくても十分に満足できます

普段リモートワークがデフォルトの人ならば、気分転換も兼ねて気の合う同僚とワーケーションに出かけてみましょう。一人で行くより、仕事仲間と一緒の方が楽しいですし、職場にも受け容れられやすいでしょう。

勤務時間中はパソコンに向かっていても、始業前に近所の自然を満喫したり、夜に温泉を楽しんだり。また昼休みに軽く周囲を散歩するだけでも、かなりバケーション気分は味わえるものですよ。

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実行アイデア⑥:気の置けない同期とワーケーションで「再結集」

初めてのボーナスは何に使いましたか?恐らく、同期の仲間と飲みに行ったという方も多いでしょう。そんな仲間も他の会社へ転職したり、家庭を持ったりすると集まることも減ってきます。会った瞬間、20代の血気盛んなあの頃の気分に戻れる仲間に会うことは、仕事でマンネリしがちな気分を吹き飛ばしてくれる刺激にもなります。

そんな同期仲間の久しぶりの再結集には、ワーケーションがおすすめ。今のご時世休日は密が気になりますし、家族サービスで出られない仲間も多いでしょうが、普段働いている平日ならお互い都合がつきやすいでしょう。昼間は旅先で自然に囲まれながら各々の仕事をこなし、夜は新人研修の思い出話に花を咲かせる。机を並べながらお互い今どんな仕事をしているのか情報交換し合うのも有意義な時間です。

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