今年こそ、ワーケーションを実行しよう。と思えるワーケーションの「3大メリット」

ワーケーションとはWorkとVacationを組み合わせた造語で・・・などと説明するまでもなく、ワーケーションという言葉はすっかり定着しています。しかし、興味はあるけどまだ実行できていない、という人がほとんど。昨年週刊ワーケーション関西では様々な切り口でワーケーションの魅力をご紹介してきましたが、改めてメリットについて切り出してまとめてみますので、こちらを踏まえて是非計画してみてくださいね。

ワーケーションのメリット①:仕事のパフォーマンスアップ

パフォーマンスが大幅に向上する

まずは肝心の「仕事ははかどるのか?」という点ですが、6/13付けの記事でご紹介した画期的な実証実験の結果があります。

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JALやJTBなどが共同で行った実証実験によれば、ワーケーション中は仕事のパフォーマンスが20.7%も上昇し、さらにその効果は翌週まで持続したということです。単純計算すると毎日2時間残業している人なら定時近くにまで早まる計算となり、理屈上は翌週の5日間で6日分の仕事が片づけられることになります。

創造性もアップする

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9/5付の記事によると、ワーケーションをするために職場から物理的に離れることで、クリエイティブな思考力を高めることもできるようです。距離が遠くに感じるほどより抽象的な思考ができるようになるという心理学の「解釈レベル(CLT=Construal Level Theory)理論」で知られる心理作用の働きによるのですが、たしかに出張時の行き帰りに妙案が浮かんだりすることってありますね。

また、これの応用編として12/26付の記事では「缶詰めワーケーション」というスタイルを提示しました。各企業の広報やマーケティング担当はもちろん、マネジメント層やリーダーなどあらゆる領域のビジネスパーソンに今後求められるのが「ストーリーテリング」のスキル。これを遺憾なく発揮するために、古今東西の作家が追い込みの時に行う「缶詰め」をビジネスの日常に取り入れるというアイデアです。

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ワーケーションのメリット②:ストレス発散しながら仕事を進められる

ワーケーションって、仕事も休暇もどっちも中途半端になるんじゃないの?という懸念もあるようですが、こちらも様々な実証実験が既に行われています。

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まずは記念すべき週刊ワーケーション関西の第一本目、6/6付の記事によるとワーケーションはイライラ・抑うつなどの仕事のストレスを37.3%低減させ、さらに休み明けの平日一週間もその効果が持続することが分かりました。ワーケーション実施中にストレスが軽減されるのは何となくわかりますが、そのリフレッシュ感がふんわり長持ちするというのは嬉しい発見ですね。

さらに8/29付の記事では温泉ワーケーションの実証実験結果をご紹介しました。これによると、温泉地で行われた3泊4日のワーケーション前後ではストレス値が4分の1に、肉体疲労度は10%低下、さらに血管年齢は1歳若返ったということです。さらに仕事に必要な集中力も10%の向上が見られたということで、ワーケーションによって仕事のパフォーマンスを高めながら、同時に若返りも図れるということがわかりました。

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ワーケーションのメリット③:働き方改革への近道になる

掛け声の割にはなかなか進まない「働き方改革」ですが、こちらもワーケーションという新しいワークスタイルを取り入れることで推進できるようです。

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まずは8/22付の記事では「バケーションの前倒し」をご紹介しました。週初めに「今週ちょっと調子がよくないな」と思ったら、無理せず週の後半は半休をとってワーケーションに切り替える。週末気分を前倒ししながら、最低限の仕事は対応しておく。

木・金とワーケーションでリフレッシュしながら働いたら、そのリフレッシュした状態で土日を迎えられます。これまで土日は「回復」に充てていたという人は、これまでと違ったアクティブな休日の過ごし方にチャレンジできます。

また、ワーケーションを取り入れることで「半休」を最大限活用できます。有給休暇を温存しながら、バケーションを倍増させるTipsについては下記の7/4付の記事を参考にしてみてください。

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今年こそ、ワーケーションを実行しよう。

7/25付の記事で、ワーケーションは「10人に9人はやってみたいと思いながら、実際にはまだ実行できていないという状態」にあるというデータをご紹介しました。恐らく現時点でもそこまで大きくは変わってないと思われます。自動運転や電気自動車もそうですが、「みんなが気になっているけど、まだ体験できてない」モノこそ、話題性やセルフブランディングの観点からも一足先に体験する価値があります。ニューノーマル時代のロケットスタートを切るために、是非ワーケーションにトライしてみましょう。

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