みんなで来年を一望しよう。ワーケーションで実現する最高のオフサイト

ビジネスのあり方が労働集約型から価値創造型へとシフトしてくるに伴い、企業のミッションやビジョンのメンバーへの浸透度が重要になってきています。お互いの持てる知識や経験をうまく掛け合わせ、創発性を生むためには「気持ちよく一緒に仕事ができる」関係性が基本で、その軸となる価値観の必要性が高まっているというわけです。

少し前までは単なる「お題目」であった社是や社訓が、額縁から取り出されてメンバーひとりひとりの心にインストールされ始めたのには、このような背景があります。

年に一度は、純粋に語り合おう。

とはいえ、通常業務の濁流の中で「私たちはどうあるべきか」などを考えるのは難しいもの。そこで最近注目されているのが、普段のオフィスから離れてホテルのセミナールームなどでワークショップを行う「オフサイト」です。

オフィスから物理的に距離をとることで業務のしがらみを断ち切り、脳のメモリをクリアにした状態で腰をすえてディスカッションを重ねる。定期的に、少なくとも年に一回はこのような純粋な時間を設けることで、日常業務に戻った時のパフォーマンスや一体感は大きく増進します。

みんなで来年を一望しよう。

先日の記事でご紹介した心理学のCLT理論を踏まえると、ミッションやビジョンなどの抽象的な議論をするためには物理的に遠くに足を伸ばす方がよさそうです。

近場のホテルもいいですが、せっかくなら思い切って海や山が一望できる場所でオフサイトを開催してみるのもいいかもしれません。普段とガラッとモードを変えて、来年の明るい展望をお互い語り合う。旅先での楽しい思い出は印象深く、そこで議論した内容の浸透度という意味でもメリットは大きいでしょう。

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