テレワークが浸透する中で、現役のうちから二拠点生活や地方移住をする人が増えてきました。そんな中「自分も10年以内には・・・」などと、漠然ながら考え始めている読者も多いのではないでしょうか。
実際に地方移住に向けて動き出した時、最初にぶつかるハードルのひとつは「情報」です。「いざ」と動き出した時にすぐ集まるわけではないので、移住に憧れを持った段階で、その気持ちを確かめる意味でも情報収集などの準備は少しずつ始めておいたほうがいいでしょう。
ワーケーションで移住の「味見」をしておく
日常生活のスキマ時間で土地のアタリや理想の居住環境について少しずつ情報収集を開始するのと同時に、夏休みなどまとまった休暇がとれるタイミングには気になっている土地に実際に足を運び、しばらく滞在してみることもやっておきたい準備のひとつです。自分の足で歩き回ることでその土地の理解は深まり、その後の検討の解像度が飛躍的に高まります。
またその際にはワーケーションの時間も確保し、移住環境での実際の仕事の具合についてのリハーサルも行っておくといいでしょう。「意外と遜色ない」とか「むしろ移住先の方がはかどりそうかも」など、移住を具体化する様々な気づきが得られます。
考え始めた時、移住は既に始まっている。
住まい方というのは生き方ですから、資産形成と同じく考え始めた時から既に始まっているものです。目標とする「いつか」に向けて「今」から、あなたの移住を開始しましょう。