働き方を考えることは、生き方を考えること。自分のニューノーマルを設定しよう

コロナ禍がもたらしたニューノーマルの時代は、これまでよりも「個」のチカラが問われる時代です。ミッションや役割など、これまでは会社が与えてくれていたものは、今後は自らが定義していく必要があります。働き甲斐も、自分で見い出していくものになるでしょう。実はここがこれまでとは一番大きな違いであり、抽象的・哲学的な思考を苦手とする日本人にとっては最初の大きなハードルになるかもしれません。

ニューノーマルは、待っていてもやっては来ない。

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これまでは「新しい時代」は気づいたら訪れているものでしたが、ニューノーマルは違います。自分から積極的に迎えに行く必要があるのです。人それぞれ、ニューノーマルの形は違うので、新しい時代を自分なりに定義して、その時代の中の自分自身を定義する。就職活動時の「自己分析」などよりも、もっと深く真摯に自分と向き合う必要が出てくるでしょう。

これまでの流れの中で考えても、見えてこない部分が多いでしょう。だから、夏休みや年末などまとまった休みが取れるタイミングを見逃さず、純粋に自分と向き合う時間を意識的に作るようにしてみるとよいかもしれません。また仕事の合間などに時間を見つけて、SNSなどで他者の発信に触れ、自らの考え方の引き出しを増やしておくのもよいでしょう。いざ考えよう、と思った時に普段からのインプットの準備があるのとないのとでは大違いです。

働き方を考えることは、生き方を考えること。

社会人になると起きている時間の半分以上は働いている時間なので、まず最初に考え始めることはこれからの「働き方」についてがいいでしょう。働き方を考えることは、これからの生き方を考えることともいえます。長期休暇に次世代型の働き方である「ワーケーション」も組み合わせて、じっくりとこれからの働き方について考えてみてはいかがでしょうか。

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