その感動を、行動に。アスリートという「自分を変え続ける人達」から私達が学ぶこと

全米を湧かせる大谷翔平選手の活躍や、東京五輪での代表選手の勇姿。アスリートとは、自らの理想のプレーを明確にアタマに描き、その体現のために日夜自らを変え続ける人といえます。しかし彼らを「自分とは違う特別な存在」として見るのではなく、毎日の積み重ねによって人はここまで変われるのだという「模範」として見ると、自分たちの日常生活を変えるきっかけにもなります。

誰しもが「ビジネス」という競技のアスリートだと考えてみる。

近年、トヨタや日立製作所といった日本を代表する大企業が相次いで終身雇用に対して否定的な見解を示したことが、大きな話題となりました。これからの企業は社員に終身雇用を保証してくれる安全な居場所ではなく、「個」として自分を磨くビジネスパーソンに活躍の「場」を与える存在になっていきます。この視点で考えてみると、既に私たちも「サラリーマン」ではなく、ビジネスという競技におけるアスリートになっているともいえます。

一方では、日本人のビジネスパーソンは世界の中でも飛びぬけて学びの時間が短いと言われています。果たしてこれからの個の時代を生き抜く準備は万全といえるでしょうか。自分のビジネスにおける走り込みは何か?筋トレは何か?素振りは何か?それらについての努力を継続できているでしょうか?

ワーケーションという名のブートキャンプを

プロ選手がシーズンオフにリゾート地でキャンプを張るのは、温暖な気候で練習がしやすいことはもちろん、リラックスした環境で自身のプレーに集中して向き合うコンディションを求めてのことでもあるでしょう。

ビジネスパーソンも実際に肉体を動かすわけではないにしても、定期的に都会から離れた自然豊かな環境に身を置き、自身のビジネスについて俯瞰的に考えてみたり、プレースタイルの改善に向き合ってみるのはいかがでしょうか。

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