ワーケーションの「いい気分」はふんわり長持ち。 ストレス4割減の実験結果も

連休明けの初日には、Twitter上で「リハビリ」というワードが飛び交うように、休み期間が楽しければ楽しいほど落差の分だけ休み明けはつらくなるもの。スポーツの世界では1日休むと、感覚を取り戻すのに3日かかるという話もあります。このバケーションのジレンマを解消する「働き方上手さん」のヒントをご紹介します。

休暇中に適度に創造的な仕事を混ぜる

今話題の「ワーケーション」は、バケーションのジレンマを解消する糸口になるかもしれません。休暇を完全にOFFにしてしまうのではなく、日常業務に追われてなかなかじっくり考え切れていない案件について創造的な思考を巡らせる時間をとる。いつもと違った自然豊かな環境はそういった思索にぴったりですし、創造的な仕事であれば休暇気分を損なうこともありません。

心身のリフレッシュに加え、休暇中に新しい仕事のヒントを得られたら休み明けの仕事もモチベーション高く取り組むことができそうです。事実、NTTデータ、JTB、JALなどが共同で行ったワーケーション実証実験によると、ワーケーションはイライラ・抑うつなどの仕事のストレスを37.3%低減させ、さらに休み明けの平日一週間もその効果が持続することが分かりました。

出典:効果的な働き方施策・観光施策としてのワーケーションの可能性~実証実験によるエビデンスに基づく示唆~

 

働き方上手は、休み方上手。

ワーケーション実施中にストレスが軽減されるのは何となくわかりますが、そのリフレッシュ感がふんわり長持ちするというのは嬉しい発見ですね。何事もバランスが大事といいますが「働いている時は、働き過ぎない。休む時も、休み過ぎない。」が働き方上手さんになる秘訣です。

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